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9月中旬になるというのに、
連日32℃の厳しい残暑が続いています。
でも、日本海を台風が北上しているせいか
大気が不安定で、
昼間にはパラパラと小雨が降りました。
けれども、全くのお湿りにはならず。
日が傾いてようやく涼しい風が吹いてきて、
西の空の光芒が綺麗だなぁ・・・
むむっ!?虹の予感!
東の空に目を転じてしばらく眺めていたのですが、
うす〜い虹のようなものが、なんとなく見えます。
慌てて東の空が見渡せる窓へ駆け寄ると・・・ |
をを!
立派な虹がクッキリと出ていました。
私が見ていたのは
外側の副虹の部分だったのでした。
(右の画像の外側の薄い虹の部分)
時刻は17:30前。
いつから現れていたのでしょう?
それにしても、なんて鮮やかな虹なんでしょう!
天頂近くにはクッキリと過剰虹が現れていました。 |
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過剰虹はますます濃くなっていきましたが、
副虹は濃くならず。
どういう条件でこうなっているのでしょう?
肉眼では過剰虹のシマシマは
4回続いて見えたのですが、
果たしてそこまで写っているでしょうか。
デジカメでは画角が足りない!と
フィルム・カメラや広角レンズを取りに行ったりと、
またまた右往左往してしまいました。
もっとゆっくり見ていたかったなぁ。(^^;;) |
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17:33
薄くなって消えかかったり、たまにポツポツと小雨が降ってきたり・・・
再び大きな弧を描きましたが、一番明るい(濃い)時には及ばず。
とりあえず全景を合成。(右の端は木立の中)
どこかから子供達の歓声が響いてきます。
「虹!虹だ!」
うん、もっと叫んでもいいよ。
こんなに綺麗なんだもの、みんなに見てもらいたいから。 |
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17:35
虹の上(主虹と副虹の間)の
アレキサンダー(アレクサンダー)の暗帯が
良く分かりました。
ここは光が届かない領域のため、
他よりも暗く見える…のですよね? |
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17:40頃には虹は見えなくなってしまいました。
たった10分余りでしたが、とても美しい光景でした。
西の空に目を転じると、太陽は既に沈み、
湿気の多い空気と蝉時雨を残して黄金色に染まっていました。 |
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