index/世界の空から 2006年4月
大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 The Great Socialist People's Libyan Arab Jamahiriya |
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3月29日の皆既日蝕観測のためにリビアを訪問された まりりんさんより頂戴致しました。 貴重なものを、どうもありがとうございます! 外務省:大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 wikipedia:リビア 地図 |
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←切手が入っていた封筒には、皆既中の空の様子(上の黒い丸)、 リビアの郵政省と思われる印(左下)がプリントされており (人工衛星、パラボラアンテナ、手紙、電話機が描かれています)、 右下には日蝕記念消印が押印されていました。 |
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日頃リビアと呼び表している国の正式名称が、これほど長いものだったとは、このような機会がなければ知ることもなかったと思います。 wikipediaによれば、国名に"Great"が加わったのはつい最近とのこと。 Jamahiriyaは独特の政体のこと。大衆による共同体制で、人民主権に基づく直接民主制の体制を指すようです。 イスラム教を基調とした社会主義的、民族主義的国家の建設を目的とし、人民主権、直接民主主義に基づいた体制…国名同様長くて難しいです。(*_*;) 図柄が6種類セットというのも素晴らしいですが、一つ一つのイラストがまた良いです。 上段は、左上からリビア国内の皆既帯、王宮?、太陽高度と皆既継続時間が付記されたダイヤモンドリング。 下段は3枚全てに"砂漠の船"と呼ばれるラクダがあしらわれていて、この国の様子を物語っているようです。各々イラストのテイストも違っているのがポイントで、それぞれTシャツなどにしても良い感じです。(^^) 一番左隅の物にはラクダの他に日蝕の太陽、ピンクの魚、サボテン、ヤシの木、スカーフをまとった女性…このお魚の意味するところは何なのでしょう?右下の男性はベルベル、トアレグ、それともアラブの方? 切手の券面は、250リビアン・ディナール(LD)? それでは切手の券面としては高価過ぎるので、250デラハムでしょう。(1リビアン・ディナール=1000デラハム) 日本円に換算すると、100円=1.15LD(2005年12月24日現在)なので30円弱でしょうか。これが国際郵便料金にあたる金額かも知れません。(これは切手の実際の購入額や価値を言及したり、意味付けるためのものではないので、どうかお許し下さいネ。m(__)m>まりりんさん) また、これも初めて知ったのですが、リビアは記念切手が多いことでも知られているそうで、郵便局の窓口で「記念切手のファイルを見せて下さい」と言うと、沢山の見本が出てくるとのこと。(私は切手と言えば、咄嗟に思い付くのはサンマリノくらいかも。^^;;) 他にも国旗が何故、緑一色なのか…も日蝕ツアーを探した時に気になって調べたのですが…忘れてしまった。(^^;;) こうして色々と考えるだけでワクワクしますっ!♪ まりりんさん達が参加されたツアーでは、かの国の事情によるものだったようですが日程が変更続きで、日蝕観測地の最寄の空港に到着することが出来なくなって予定外の砂漠のテント泊とか、夜を徹して砂漠をひた走って日蝕当日に現地入りなど、色々なトラブルに見舞われて大変だったとのこと。 しかしながら、快晴の中、美しい日蝕をご覧になれたそうで、その苦労も良い思い出になることと思います。 まりりんさんのサイト『天の光はすべて星』に本日蝕の報告記を掲載していらっしゃいます。 日蝕観測地のキャンプ地は思いのほか設備が整っていたようで、衛星回線を使った無料のネット・コーナーがあったとのこと。 その片隅でヒッソリ売られていたのが、この日蝕記念切手だそうです。 お土産物などを購入する時間的な余裕もなかった中、貴重な記念品ですね。頂いて大変嬉しいです!が、そのような中から頂戴しても良かったのかと…大切にしますっ! ◆リビア関係のサイト リビア ムハンデスのホームページ カール君とビヤダル君とは?日本人の現地駐在員との噂も…。 Abraham's リビア紀行 北アフリカ最大のローマ遺跡・南部・砂漠地帯の岩絵 表紙:Mr & Mrs Abraham's 世界紀行 リビアの旅 by NAOKO.Fさん 表紙:のこのこ旅の情報のノート 日本リビア友好協会 |
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